「今の仕事合ってないかも」
「HSPは転職が多いって聞いたけどほんと?」
今回は、こんなお悩みを解決します!
この記事のまとめ
- 悩みやストレスを抱えやすい=転職を考えやすい
- 原因は「人間関係」「環境」「不安」
- ポイントは「ノルマ」「刺激」「自分のペース」
- 自分にぴったりの仕事を見つける方法
残念な転職につながる原因を減らして、HSPさんが自分らしいキャリアを築くためにはどうすればいいか。
ヒントになる情報をお伝えしていきます!
HSPとは
もう「適職診断」は試してみましたか?
15分あれば自分に合った仕事をサクッと確認できます。膨大なデータから導き出された「自分だけの適職」を確認したい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
>> HSPさん必見!7つの適職診断で発見する、隠れた強み
HSPは転職が多いってホント?
HSP(ハイリーセンシティブ・パーソン)とは、「特に繊細で感受性が高い人」のこと。
職場の環境によってはストレスが溜まりやすく、転職を考えることも多いです。
そんなHSPさんは転職回数が多い傾向にあります。
クラウドソーシングを用いて独自アンケートで調査をした結果、以下の結果となりました!
- 約5割が「2~3回転職をしている」
- 約3割が「4回以上転職をしている」
- 計8割が2回以上転職を経験
転職回数 | 出現回数 | パーセンテージ (%) |
---|---|---|
1回 | 6 | 12% |
2回~3回 | 23 | 46% |
4回以上 | 16 | 32% |
なし (転職未経験) | 5 | 10% |
合計 | 50 | 100% |
アンケート内容はこんな感じ
HSPさんの続いた仕事を訪ねるアンケートで聞いた項目の一つが「あなたの転職回数は何回ですか」という内容です。
アンケートでいただいた回答詳細は、こちらの記事でも紹介しています!
HSPが転職を繰り返してしまう3つの理由
転職を繰り返してしまうのはHSPが原因なのでしょうか。
1人1人環境や性格が違うので一概には言えませんが、HSP気質を持っていることは理由の1つにはなるでしょう。
転職の原因となり得るのは次の3つです。
- 人間関係に疲れてしまう
- 環境に影響を受ける
- 不安や焦りを抱えてしまう
それぞれ詳しくお伝えします!
人間関係に疲れてしまう
HSPさんは、他人とのコミュニケーションが繊細で、人間関係に疲れやすいことが転職に繋がります。
相手の表情や声色、視線など、さまざまなことに気が付いちゃうんですよね。
深く考え込んでしまう気質から、相手や自分の言動について何度も思い返してしまう方もいるでしょう。
相手の反応を気にして自分の意見を言えないこともあるよね。
そんな、職場での人間関係トラブルがストレスとなり転職を考えてしまうのです。
環境に影響を受ける
HSPさんは音や光などの刺激を敏感に察知します。
職場の空気にも敏感です。
オフィスが騒がしかったり、職場の雰囲気がいつもピリピリしていたり。
常に刺激のある環境だとHSPさんは疲れやすい状態になり、仕事を続けられなくなってしまいます。
こちらの記事のように、通勤中の人混みだけで疲れてしまう……という方も少なくないはずです。
常に苦手な刺激のある状況では、集中して仕事に取り組めません。
転職を考えるのも自然なことですよね。
不安や焦りを抱えてしまう
自分の仕事に対して不安や焦りを抱えやすいことも、HSPさんが転職を繰り返してしまう原因の一つです。
丁寧に仕事をするHSPさんは周囲から期待を寄せられると、責任やプレッシャーに耐え切れなくなってしまうことも。
逃げ出したい・もっと自分に合った職場を見つけたいという気持ちから転職を繰り返してしまうんですね。
HSPにとって働きやすい仕事とは?
できれば疲れたりつらい思いをしたくないですよね。
HSPの気質は弱みではなく、活かせる「特性」だと思っています。
ほかの人にはない、HSPという特性を最大限活かすには、どのような仕事が向いているのでしょうか。
今回は3つのポイントを紹介します。
- マルチタスクの少ない仕事
- 上下関係やノルマが厳しくない仕事
- 光や音の刺激が少ない仕事
それぞれ詳しくお伝えします。
マルチタスクの少ない仕事
繊細な感受性をもつHSPさんは、一方でマルチタスクが苦手な方が多い印象です。
HSPさんとマルチタスクの相性についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
また、こちらの記事では、HSPさんがWebライターとして稼ぐまでの手順を、現役Webライターの立場から詳しくお伝えしています。
Webライターは比較的マルチタスクが少ないと感じます。
1つのことを自分のペースで丁寧に進めていくことが得意なHSPさんはマルチタスクの少ない仕事がおすすめです!
上下関係やノルマが厳しくない仕事
転職するときには、仕事内容や職場の雰囲気をしっかりと確認した上で仕事を選んでいきましょう。
他人の感情を敏感に察知するHSPさんは、職場や上司の威圧感や雰囲気にも敏感です。
「上司が怖い」「自分が何かしたのではとドキドキする」というHSPさんもいるでしょう。
- 面接時の社員の雰囲気
- 在籍社員の平均年齢
- 社員同士の会話
などをチェック。
雰囲気を察知するのは、HSPさんであれば難しくないと思います。
光や音の刺激が少ない仕事
刺激の強い明るい光や騒々しい音は、HSPにとって疲れやすいもの。
照明が明るすぎて集中できない、工事現場の音が気になってストレスになるといった経験はありませんか?
私は光や音の他に香りが気になることも…。
個室での作業やリモートワークなど、穏やかな環境で仕事ができるといいですね。
データ分析の仕事、図書館司書、Webデザイン作成なども落ち着いた場所で仕事しやすい職種です。
自分のペースで進められる仕事
無理なく、自分のペースで仕事を進めることで、ストレスを最小限に抑えられるかもしれません。
Webでお仕事をしたり、資格を取ってオンライン講義をするなど、フリーランスになると自分のペースで仕事を進められます。
そんな簡単にフリーランスになる選択できないよ……。
副業から始める人もいるし、
まずは在宅勤務可能な仕事を選ぶ人もいるよ!
仕事を選ぶ際に基準の1つとして検討してみてください。
もう転職せずに済むためには
「転職活動はじめてみようかな」と思ったHSPさんには、注意して欲しいことがあります。
次の2点に気を付けて、適職・天職との出会いを目指してください。
- 自分をしっかり振り返る
- 転職エージェントは必要?
詳しくお伝えします。
自分をしっかり振り返る
転職を考えるときは、まずは自分自身をしっかりとチェック。
得意なことや興味を持っている分野、ストレスを感じることなど、自分のことをよく知ることが大切です。
以前の職場でのトラブルを思い出してみて、同じことが繰り返されないように気をつけるのもいいかもしれません。
転職エージェントは必要?
最近の転職では、エージェントを使うかどうかも大きなポイントですよね。
対人関係になるので苦手なHSPさんもいるでしょうし、エージェントとの連絡事態がストレスになるようなら利用はおすすめできません。
しかし、エージェントが持つ業界知識や傾向は活用したいもの。
試しに使ってみるのは全然「アリ」です。
こちらの記事にはHSPさんが転職エージェントを使うときの注意点をまとめてあるのであわせて参考にしてみてください。
ちなみに、当サイトのおすすめは
適職や自己分析の診断も豊富で、電話面談OK・エージェントの交代アンケートが来るなど、HSPさんにおすすめのポイントがそろっています。
HSPが転職するときに役立つサービス&アイテム
最後に、HSPさんが転職する際におすすめの、役立つサービスとアイテムを紹介します。
- 適職診断
- マイ・ジョブカード
- ペンとノート
自分と仕事を深く掘り下げてみましょう!
それだけでもミスマッチはぐっと減らせるはずです。
それぞれ紹介します。
適職診断
例えば、共通の気質を持つHSPさんでも、クリエイティブ系の仕事に向いているのか、分析力を活かした仕事が合っているのか、人によって異なりますよね。
転職データを使って客観的に分析してくれる適職診断では、自分でも気づかなかった得意・不得意を発見できます。
さらに適職診断で自分傾向が明ハッキリすると、自信をもって転職活動を始めることができますよ。
マイ・ジョブカード
次に、自分の強みやスキルを整理するために「マイ・ジョブカード」を作るのもおすすめです。
「マイ・ジョブカード」とは、厚生労働省が提供する、自分の経験や興味を棚おろしするカードのこと。
転職活動中、面接や自己PRの際に役立つだけでなく、今後のキャリアプランを描く際にも使えます。
無料で使えるのはありがたい!
ただし、登録は必要だよ!
ペンとノート
シンプルですが、ペンとノートは転職活動の際に欠かせません。
アイデアやメモ、面接のポイントなどを書き留めておくことで、転職活動の準備や反省が書き留められます。
また、自分の感情や気持ちを整理するのにもおすすめです。
今の仕事や前の仕事で「どんなことが起きたときにどんな気持ちになったか」を振り返るだけでも転職に役立ちます。
まとめ:転職=自分に合う仕事を探すために必要なこと
今回は「HSPは転職が多いってほんと?」というテーマでお伝えしました。
HSPさんは気配りや感受性が高い一方で、人間関係や刺激に敏感です。
自分に合わない環境で感じストレスも大きく、結果的に転職を選ぶ方も多くなります。
- 人間関係に疲れてしまう
- 環境に影響を受ける
- 不安や焦りを抱えてしまう
- マルチタスクの少ない仕事
- 上下関係やノルマが厳しくない仕事
- 光や音の刺激が少ない仕事
- 自分をしっかり振り返る
- 転職エージェントを使うときは注意
- 適職診断
- マイ・ジョブカード
- ペンとノート
HSPさんの転職が多いと言われるのは、環境にストレスを感じやすいから。
つまり、ストレスを感じにくい職場や職種で働くことができれば、自然と転職回数は減っていきます。
最短で適職・天職と出会うために本記事を活用してもらえたら幸いです!