「毎日のように仕事を休みたい……。」
「どうにかならないのかな。」
今回は、こんなお悩みを解決します!
この記事でわかること
もう「適職診断」は試してみましたか?
15分あれば自分に合った仕事をサクッと確認できます。膨大なデータから導き出された「自分だけの適職」を確認したい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
>> HSPさん必見!7つの適職診断で発見する、隠れた強み
今すぐ休みの連絡をしたいけど……という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
メールやLINE連絡の仕方を例文とともに紹介しています!
では、まずは仕事を休みがちになってしまうHSPさんのあるあるからどうぞ!
HSPさんが仕事を休みがちになる5つの「あるある」
ほかの人よりも周りの事情に敏感に反応してしまうHSPさん。
日常でもその繊細な感受性が心の疲れとなり、仕事を休んでしまうことってありますよね。
HSPさんが仕事を休みたいと感じるときの「あるある」を5つにまとめてみました。
- 環境が合わない
- 対人関係のプレッシャー
- 回復が追い付かない
- 考えることが多すぎる
それぞれ、経験談を含めながら紹介します!
HSPとは
環境が合わない
HSPの気質と職場の環境が合わないと感じることってありますよね。
たとえば、周りが騒がしい中で集中することが求められる場面や、照明が明るすぎてやたらと気になるとき。
音や光、他人の感情が気になってしまう場面だと人一倍ストレスを感じてしまうのがHSPですよね。
今日感覚過敏酷すぎるし
— まみ🐶🦒mami (@mami1319) August 22, 2023
HSPがいつもより際立ってる……笑
少しの音がめちゃめちゃ不快だしうるさいしイライラする。もうやだ
HSPだからか他人が出す音にも過敏になってしまうけど自分自身が出す音にも過敏になって「うるさい音を出してしまったかな」「周りに迷惑をかけていたらどうしよう」「静かにしないといけない」って考えて身動きが取れなくなる
— だいふく (@Shwww9936) August 12, 2023
いつの間にか精神的に疲れ切ってしまい、仕事を休みたいと感じることにつながります。
私の場合は、基本的に一人が一番集中できます。
対人関係のプレッシャー
対人関係のプレッシャーも、HSPさんにとっては避けては通れない課題です。
HSPさんは対人関係のプレッシャーを強く感じることが多く、これが心身の負担となることがあります。
たとえば、職場のコミュニケーションで小さな言葉の違いや仕草にも気を遣ってしまいませんか?
相手の気持ちがなんとなく想像できてしまったり、視線を気にしたり……。
相手が不快にならないよう、先回りしちゃうタイプのHSPさんもいるみたい。
日々相手に気を使っていてはどうしても疲れてしまいますよね。
このような心の負担が続くと、心の健康を保つためにも仕事を休む必要が出てくるのです。
回復が追い付かない
なんだか毎日疲れが取れない、と感じているHSPさんも多いでしょう。
HSPの気質からさまざまなことを感じ取り続けると、心の回復が日常のストレスに追い付かないことがあります。
HSPゆえに疲れやすいし回復も遅いから、全週末お出かけするような移動オタクにはなれないなあと。
— いえろむ…@ (@yellowmover) December 29, 2022
体力や精神力が少しずつ奪われてしまい、仕事を避けたいと感じるようになってしまうのです。
考えることが多すぎる
頭の中がいつも忙しいと感じたことはありませんか?
私はすごく心当たりがあるのですが、どんなことも深く考えてしまい気持ちが疲れやすいです。
ものごとを深く考えやすいHSPさんは、仕事中に「あれもやらないと」「あの件はどうなったんだっけ」「○○さん気にしてるかな」と思考がどんどん湧いてくることも。
常に悩んでいるといっても過言ではない……。
考えることが多くなりすぎてパンク寸前になり疲れがたまってしまうのです。
責任感や罪悪感を感じやすい
HSPさんは責任感が強く、時にはそれが罪悪感として現れることもあります。
たとえば、小さなミスでも強く自分を責めてしまう傾向はありませんか?
「ちゃんと仕事をこなさなければ」
「なんでできなかったんだろう」
と自分を追い込みやすく、どうしようもなくなって逃げ出したくなってしまうのです。
そんな事で?思うような事や1回の失敗やミスでもうダメなんだよ
— すーちゃん🌷🦋HSP垢 (@hndlklm072425) September 5, 2023
忘れられないし、一生引きずる😇
どれも「あるある」だね。
一緒に、心の負担を減らす方法を見つけていこう!
HSPさんが仕事を休むべきサイン3つ
HSPの方は、日々の細かなストレスが積もってしまうことがしばしば。
今回は、そのような疲れがピークを迎えているときに感じる「休むべきサイン」を3つ紹介します。
- 疲れが取れず溜まっていく
- 仕事のミスが増える
- 気分の落ち込みやイライラが増える
心と体のサインを逃さず、必要な時には、休む勇気を持てたらいいですよね。
疲れが取れず溜まっていく
寝ても疲れが取れなかったり、よく眠れない、体がだるいといったことが続いていませんか?
仕事に疲れている人には次のようなサインが現れます。
・寝付きが悪い、よく眠れない
ユンケル:あなたの「疲れ」はどのタイプ?【徹底解説】仕事に疲れたときの対処法
・イライラしやすい
・物事に集中できない
・ケアレスミスが多い
・仕事中に強い眠気に襲われる
・朝スッキリ起きられない
・体がだるい
HSPの方は、刺激に敏感なぶん他の人よりも疲れが溜まりやすいです。
もしも、休日にしっかり休んでも疲れが取れないと感じるようなら、それは体や心が休息を求めているサインかもしれません。
「これって本当に疲れてるのかな?自分の甘えなんじゃない?」と感じる方は、厚生労働省が提供している働く人の疲労蓄積度チェックも試してみてください。
客観的に判断してくれるので「自分が弱いだけだ」と無理をせずに済むはずです。
仕事のミスが増える
普段なら気をつけることも、疲れがたまると見逃してしまうものです。
仕事のミスが増えてきたら、それは身体の疲れが蓄積している証かもしれません。
例えば、簡単な計算ミスや、いつもは忘れない細かいタスクを忘れてしまうこと。
連絡したと思ってたらしてないなど、疲れていると些細なミスが目立ってきます。
ミス自体もショックですが、自分を責めてしまう責任感の強いHSPさんだと、さらにストレスを感じがちです。
仕事のミスが増えてきたら自分のキャパシティを超えた仕事量になっているのかも。
一度立ち止まって休憩を取るサインだと言えます。
参考:仕事がキャパオーバーのときのサインとは?原因やなりやすい人の特徴、対処法・予防策を解説 / Chatwork
気分の落ち込みやイライラが増える
日常の些細なことでイライラすることが増えたり、ちょっとたことで泣くほどつらくなったり。
そんなときは、心の疲れやストレスが溜まっているかもしれません。
もし、このような状態が続く場合は、心の回復のためにも仕事を休むことを検討すると良いでしょう。
東京都日野市のホームページには、心が疲れているサインとして次の項目を挙げています。
心の症状 |
---|
気分が落ち込む、悲しい イライラする、おっくう 集中力がなくなった 好きなこともやりたくない 自分を責めてしまう 決断が下せない 死にたくなる |
まずは自分の心身の健康を守りましょう。
でもさ、ストレスとか疲れを感じやすいってなんか損じゃない?
それだけ周りをよく見て・感じているってこと。
自分の気質を理解してケアすれば、快適に過ごせるし、長所にもなるんだよ!
HSPさんが仕事を休みたくなった時の対処法4つ
繊細で感じやすいからこそ、日常の仕事の中でさまざまなストレスを感じることが多いですよね。
仕事を休みたい気持ちになるのも当然です。
そんなHSPさん向けに、心のバランスを取り戻し、より快適に仕事を続けるための対処法を4つ提案します。
- まずは無理をしない
- なぜ仕事を休みたいか考える
- 自分の働き方を見直す
- 第三者への相談も検討する
まずは無理をしない
仕事を休みたくなったとき、まず大切なのは「無理をしないこと」です。
HSPさんは他人の期待に応えようとする方も多いですが、無理をして体調を崩してしまう避けたいところ。
- 仕事を休む
- 仕事の量を調整する
- 誰かに相談する
など、できる限り休む時間を取るようにしてください。
頻繁に疲れを感じていると「自分はHSPだから、弱いんだ」と思うこともあるかもしれません。
しかし、それは違います。
HSPさんの感受性は、チームの中で他の人が気づかないことに気づける強みでもあります。
その感受性を大切にし、無理をしないことが第一。
今日はちょっと休もう、と判断する勇気も大切です。
なぜ仕事を休みたいか考える
仕事を休みたくなった理由をしっかりと考えることも重要です。
- 環境が合わない?
- 心が疲れている?
- 体が疲れている?
- 人間関係?
なぜ仕事を休みたいのかを考えることは、適切な対処法を見つける第一歩。
たとえば、騒音が多いオフィス環境に疲れたのなら、静かな場所での仕事を検討するのも一つの手段になります。
自分の気持ちをじっくりと見つめる時間を持ってみよう。
問題の原因を突き止めるヒントが見つかるかも。
日記を書いたり、音楽を聞きながらリラックスしながら考えるのもおすすめです。
自分の働き方を見直す
「これが普通だから」と思っていた働き方が、実は自分に合っていないこともあります。
仕事を休みがちになったり、毎日のように休みたいと感じるようになったら、一度自分の働き方を見直してみてください。
- どうしても朝が苦手
- 焦る仕事は上手くいかない
- 自分のペースを大切にしたい
- 静かな場所で働きたい
など、希望と現実が食い違っているときは、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているかもしれません。
でも、どんな仕事が合うのかわからないし……。
そんなときは、適職診断がおすすめだよ。
こちらの記事では、無料でできるHSPさんにおすすめの適職診断を詳しく紹介しています。
ぜひ合わせて活用してみてください。
第三者への相談も検討する
相手の気持ちはよく分かるけれど、自分の気持ちはなかなか話せないというHSPさんも多いのではないでしょうか。
そんなどきは、専門家への相談も検討してみてください。
精神的な悩みも、カウンセラーの方ならしっかりと耳を傾けてくれますし、否定されることもありません。
第三者の視点やアドバイスは、自分一人では気づけない新しい発見や気付きをもたらしてくれることも多いです。
私も通っていた時期があります。
自分のことを話せる時間が確保されているだけでも気持ち的にラクでした。
うつのチェックなども場合によってはしてもらえるよ。
当サイトでも何度か紹介していますが、厚生労働省の「こころの耳」というサイトがあります。
働く人のメンタルヘルスに関する情報が載っているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
HSPさんに向いている仕事とは
「今の仕事向いてないかも」と感じたとき、HSPに向いている仕事が気になりますよね。
私の経験も含め、HSPに気質に合っている仕事のポイントを3つピックアップしました。
- 落ち着いて取り組める
- 自分のペースで進められる
- 結果が評価される
日々の仕事が「ちょうどいい」と感じられるようになったら気持ちにも余裕が生まれますよね。
こちらの記事では、40人のHSPさんにアンケートをとって、3年以上続いた仕事を聞いてみました。HSPさんのリアルな声を掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
落ち着いて取り組める
多くの人が行き交う職場よりも、静かで落ち着いた職場の方がHSPの方にとっておすすめです。
たとえば、図書館の司書や研究職など、集中して仕事を進めることが求められる職種も向いているとよく言われています。
とはいえ、なかなか転職で司書や研究職には就けないですよね。
そんなときは在宅でできる仕事やリモートワーク可の仕事がおすすめ!
Webライターやデザイナーなど、初心者からスタートすることの多い仕事もあります。
自分のペースで進められる
HSPの方は、一度に多くの情報を処理するのが苦手なことも。
そのため、自分のペースで仕事を進めることができるフリーランスや、イラストレーターなどの職種は、HSPの方々に向いています。
納期はあるけれど、「今この瞬間絶対に働かなきゃ」みたいな縛りがなくなります。
朝できなければ夜やればいいんだもんね。
こういった仕事では、自分のリズムで仕事を進めることができるので、無理にペースを上げる必要がありません。
結果が評価される
HSPさんは、手を抜くことなく、丁寧に仕事を進める傾向があります。
その結果、クオリティの高い仕事ができるのです。
じっくりとことんやるのは好きなHSPさんも多いのでは。
焦らなくて済む仕事が向いてるってことだね。
個人的には、Web系の仕事は向いてると思うな。
あとはハンドメイドクリエイターとか。
さらに、クオリティが直接評価される職種なら、HSP気質の感性が活かされつつモチベーションも上がります。
まとめ:仕事を休みがちなHSPさんはまず回復を目指そう
今回は「HSPさんが仕事を休みがちな理由と対処法」をテーマにお伝えしました。
- 環境が合わない
- 対人関係のプレッシャー
- 回復が追い付かない
- 考えることが多すぎる
- 疲れが取れず溜まっていく
- 仕事のミスが増える
- 気分の落ち込みやイライラが増える
- まずは無理をしない
- なぜ仕事を休みたいか考える
- 自分の働き方を見直す
- 第三者への相談も検討する
- 落ち着いて取り組める
- 自分のペースで進められる
- 結果が評価される
仕事を休みがちだと感じるHSPさんは、まず今の不調を取り除けるように休むことが先決です。
休みつつ自分の気持ちや環境を見直し、自分の働き方を振り返ってみてください。
長い目で、自分らしく働ける仕事や職場に出会うことが大切だよね。
少しずつ少しずつ、自分らしく過ごせる場所を増やしていこう!