「夫婦二人ではもう限界かも……。」
「実家を頼れないときはどう乗り切ればいい?」
今回は、こんなお悩みを解決します!
この記事でわかること
- 実家を頼れないときの対策
- 家事・育児の負担軽減アイディア
- ワーママの疲れを取る方法
「大人2人じゃ無理だってば……。」
と何度も思いました。
なんとか乗り切る工夫をシェアします!
まずは実際に使える5つの方法をお伝えしますね。
「実家を頼れない」を乗り切る5つの対策
「実家・義理実家が遠方」
「親がまだ現役でバリバリ働いている」
「義理実家は近くにあるが頼りづらい関係」……。
実家が頼れない場合、次の5つの対策で備えてしておきましょう。
- とにかく時短する
- 家電で家事を自動化する
- 夫婦の連携をスムーズにする
- 環境を整える
- 外部サービスを利用する
それぞれ具体的な方法をシェアします!
こちらの記事にも、家事の時短アイディアをまとめてあるので、あわせてチェックしてみてください。
とにかく時短する
時間の余裕をもつには家事の時短が一番!
できることから、とにかく時短してみましょう。
- 献立を固定化&ルーティン化
- ミールキットや冷凍食品を活用
- 掃除は“ついで”に小掃除
「すでにやっている」という場合にも、もっと時短になる方法はないかと探ってみるのがおすすめです!
献立を固定化&ルーティン化
献立を固定&ルーティン化することで、まとめ買いもしやすくなり、考える手間やその都度買い物に行く時間が省けます。
たとえばこんな感じです。
月 | 魚料理 | サバ(塩焼き・煮つけ) 鮭(バター焼き、ホイル焼き) など |
火 | 肉料理 | 鶏肉の照り焼き ハンバーグ つくねなど |
水 | 一皿もの | カレー シチュー ビビンバ 親子丼など |
木 | 麺類 | うどん 焼きそば ちゃんぽん など |
金 | 揚げ物 | 唐揚げ とんかつ アジフライ 鮭フライなど |
土 | 冷蔵庫 にあるもの | 冷蔵庫の残り物で 考える |
日 | リクエスト | 家族からのリクエスト |
また、休みの日などに数品まとめて作り置きしておくと、毎日の夕食の準備にかける時間を大幅に減らすこともできます。
ミールキットや冷凍食品を活用
ミールキットとは、レシピと食材がすべてセットになっており、使用する肉や野菜が必要な分量だけ入っている商品です。
特に疲れている日、何も考えたくない日などに便利です。
何も作りたくないときのために冷凍食品
フリーズドライ
安心して子どもにも食べさせられる冷凍食品を宅配サービスなどで購入するのもいいですね。
生協には離乳食や子ども向けの製品も!
掃除は“ついで”に小掃除
リビング、寝室、浴室、洗面台、トイレなど掃除が必要な場所は上げるとキリがないくらいあります。
すべての場所ひとつひとつに時間をかけて掃除をする暇はありませんよね。
そこで、歯磨きついでにちょっと洗面台を磨いてみる、入浴後に気になる汚れをちょっと磨いてみる、トイレを出る前にちょっと便器を磨いてみる。
この“ちょっと”の手間で、掃除にかける時間がグンと減ります。
習慣づくまでが大変そう……。
ポイントは「ちょっと」というところ!
めんどくさいの一歩手前を責めるのだ。
家電で家事を自動化する
価格のハードルは高いものの、一度購入してしまえば膨大な時間を短縮できる家電。
あなたの代わりに家電が家事を終わらせておいてくれます。
3種の神器とも呼ばれる家電は次の3つ。
- ドラム式洗濯機
- 食洗機
- お掃除ロボット
我が家は引っ越しを機に「ドラム式洗濯機」と「食洗機」を導入しました。
メリットとデメリットも合わせてお伝えします!
ドラム式洗濯乾燥機の導入
洗濯ものを入れてボタンを押せば乾燥まで仕上げてくれる、ドラム式洗濯機。
寝る前や出勤前に洗濯機を回せば、予定通りに乾いています。
干す手間が省けるのはもちろん、お天気を気にする必要がないのも個人的には大きなメリット。
突然のゲリラ豪雨でびしょ濡れともおさらば…
梅雨どきの部屋干し臭も気にならない…!
デメリットは価格。
それから素材によって縮むことと、乾いてすぐに出さないとシワが付きやすいこと。
まずは価格も手軽な小型の乾燥機
食洗機の導入
食洗機のメリットは、心の負担が軽くなることと、気兼ねなく調理器具や食器を使えること。
まな板を使う順番とか、味見スプーンの本数とか、微妙なラインを気にしなくて済むように……。
お皿でいっぱいのシンクを見ると一気に疲れるよね。
手荒れが減ったのもポイント高し。
デメリットは、食洗機対応食器やカトラリーに買い替えないといけないことと、油ものの予洗いが足りないと他の食器までベタベタになる事件が起きることですね……。
食洗機も小型・置き型の商品あり。
もし10万円払っても、1年間使うだけで1日あたり273円で使えます。
お掃除ロボットの導入
ルンバを代表とするお掃除ロボットは、ボタンを押すだけで部屋中を走って掃除をしてくれる便利家電。
水拭きしてくれるものまであり、導入すると掃除時間が一気に短縮されます。
一方で、部屋の隅や壁際、家具周辺などは自分で掃除をする必要も……。
最近はゴミ捨てまで自動でしてくれるロボットもあるよね。
うちは「床にモノがない」という状態をなかなか作れないので導入は見送り中……。
基地がないタイプの商品だと2万円台
今後、子どもの年齢によってはぜひ導入したいアイテムの一つです!
夫婦の連携をスムーズにする
夫婦をひとつのチームとして考えて行動することも、立派な対策です。
試してみて欲しい内容を3つ紹介します!
- 細かい分担をせず、お互いを見る
- 行事や予定を共有
- 環境を整える
サラッと紹介していきますね。
細かい分担をせず、お互いを見る
忙しくて夫婦の時間がなかなか取れない場合、細かな家事分担はかえって負担になることがあります。
相手ができなかったときにイライラしたり、
自分ができなかったときに心苦しかったり。
我が家ではあえて家事分担はせず、お互いの状況をよく見ようと話し合いました。
「やれるときに、やれる人がやる」方式です。
このやり方を取り入れてから、家事や育児がうまく回るようになったと思います。
もちろん、細かく家事分担をした方が上手くいくご家庭もあると思うので、いろいろと試しながら試行錯誤してみてください。
行事や予定を共有
子どもの行事やお互いの予定、時間をすり合わせておくことも家庭の不和をうまないコツです。
こちらは「TimeTree」というアプリ。
引用: https://timetreeapp.com/intl/ja/ (Time Tree)
予定をリマインダー機能で知らせてくれたり、カレンダーを共有したりと、子育て中の夫婦にはとても便利な機能がそろっています。
このように、夫婦のコミュニケーションの役に立つアプリを使ってみるのもよいかもしれません。
環境を整える
環境を変えられると、一気にラクになることもあります。
一筋縄ではいかないものの、仕事や育児がしやすい環境を整えることって大切ですよね。
ただしどちらか一方ばかり負担を抱えることは避けるべきです。
- 通勤時間を減らす
- 理解ある職場で働く
- 働き方を変える
- 外部サービスを使う
今回は、この4つの方法をお伝えしますが、必ずしも「ママがやる」ことではありません。
可能な限り「夫婦で」決めてみてくださいね。
通勤時間を減らす
可能であれば、夫婦で通勤時間を調整するのも一つの方法です。
自宅から近い会社を選ぶ、勤務先の近くに引っ越す、通勤方法を変えるなどの方法があります。
でも…通勤時間が自分時間って場合もあるよね
リフレッシュの時間になってるなら、まずは他の方法から試すのがおすすめだよ!
通勤時間が減ることで保育園のお迎えを早められる、パートナーに早く帰宅してもらえるなどのメリットがあります。
理解ある職場で働く
ワーママという働き方に理解のある職場で働くのも重要です。
現状、残念ながらママさんが職場を選ぶことが多いですよね……。
というのも、子どもを育てていく中で避けては通れないのが子どもの急病だからです。
発熱、下痢、嘔吐などで急な欠勤や保育園からの呼び出しもしばしば。
実家が近いとお迎えをお願いできるのに、と思ってしまいますよね。
そのような急な事態のときに、欠勤や早退に快く対応してもらえる職場で働くのも、ストレスをつくらない一つのコツになると思います。
働き方を変える
フルタイムで働くワーママは、時短勤務やパートなどを検討して、時間や心に余裕をもたせるのもひとつの方法です。
ワークライフバランスをじっくりと見つめなおして、「今自分の時間をどう使いたいか」を慎重に考えてみてくださいね。
そうそう、ワーママ専門の転職エージェント
忙しいママだからこそ、1人で転職活動に踏み切らず、キャリアプランごと相談するのがおすすめだよ。
ワーママにおすすめの転職エージェント5選を比較込みでチェックしたい方はこちらもおすすめです!
外部サービスを使う
夫婦二人で回すのに限界を感じたら、外部サービスの導入を検討するときかもしれません。
また、子どもの夏休みや、急に子どもが体調を崩したときにも実家を頼れないとつらいですよね。
- 家事代行サービス
- 病児保育
- ファミリーサポート
- サマーキャンプ
この4つを紹介します。
家事代行サービス
家事代行サービスとは、定期的又は一時的に自宅を訪問し、依頼者の要望に合わせて料理・洗濯・掃除など日常的な家事の代行を行ってくれるサービスです。
一般的な相場としては、地域によっても異なりますが1時間あたり3,000~4,500円程度が多いようです。
病児保育
病児保育とは、病気療養中で通常の保育が難しい子どもを預かり、看護師や保育士が保護者の代わりにケアする施設です。
体調の変化を観察し、基本的なお世話から検温や服薬などを行います。
医療機関に併設されている場合は、医師が回診をおこなったり、容体急変時にも対応できるようになっています。
料金については、各自治体により異なりますが1日あたり2,000~3,000円で設定されています。
どうしても休めないときや、元気はあるけど保育園ではみてもらえないときに利用しているママさんも多いです。
感染症や発疹のときなんかはありがたいよね。
保育園とは違い、排尿・排便の回数や、食事・おやつの時間や食べたもの、睡眠時間など細かく丁寧に記録をとってくれるので安心して子どもを預けられます。
ファミリーサポート
名前は知っている方も多い「ファミサポ」。
ファミリー・サポート・センター事業は、子どもの送迎や預かりなど、 子育ての「援助を受けたい人(依頼会員)」と「援助を行いたい人 (提供会員)」が会員となり、地域で相互援助活動(有償)を行う 事業です。
ファミサポのしくみ | 一般財団法人 女性労働協会 (jaaww.or.jp)
各自治体によって、運営方法や登録条件が異なるため、一度お住いの地域の行政窓口へ相談に行ってみるのもよいかもしれません。
登録時の面接がちょっと厄介です。
あと顔合わせもあるよ。
そもそも面接の時間取れないこともあるもんね。
夫婦で相談して、最初だけなんとか登録を済ませて欲しいな。
利用料金は1時間500円~1,000円ほど。自治体によって変わります。
活動内容が送迎でも預かりでも同じ料金なので注意しましょう。
参考: 「ファミリー・サポート・センター」の援助活動の料金はどのくらい?|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)
要注意!ワーママは心身ともに疲れている可能性大
最近、疲れ気味ではありませんか?
日中は仕事、帰宅後は一息つく暇もなく家事に育児に追われる毎日。休みたいと思っても次々とやってくるタスク。
疲れが取れないと感じたら、ちょっと立ち止まって、次の4つをチェックしてみてください。
- 忙しくて自分の体調を後回しにしていないか
- 最近イライラすることが増えていないか
- 睡眠時間を削っていないか
- 働き方を見直すのも一つの方法
一息ついて自分の心と体に向き合ってみましょう!
忙しくて自分の体調を後回しにしていないか
子どもとの生活はハプニングの連続。
思うように仕事に行けないストレスや寝不足や疲れが重なると、子どもから移る風邪。
そうならないためにも、自分の体調管理に気を付けたいですよね。
- できるだけ睡眠時間を確保する
- 時にはサプリメントにも頼る
- 電動の鼻すい器を購入
- 胃腸炎のときは手袋・マスクを徹底
- 手洗いはしっかり行う
電動の鼻吸い
これだけで風邪がうつる確率を格段に減らせたと思います。
そして何よりも、完璧を目指さず息抜きを大事にすること。
なかなか初めは難しいかもしれませんが、これがあるだけで心も身体も休息がとれると思います。
最近イライラすることが増えていないか
最近、イライラすることが増えていませんか?
それは心身ともに余裕がなくなっているサインかもしれません。
理解してくれない夫の言動や、言うことを聞いてくれない子どもの態度。
時間に追われているときには余計にイライラが増してしまいますよね。
そんなときは、家事に手を抜いてでもとにかく自分の時間を優先してみること。
趣味に没頭してみる、 何も考えず音楽を聴いてみるなど、少しでも時間を忘れて現実から離れてみることが心を穏やかに保てるコツです。
睡眠時間を削っていないか
子どもがいると、どうしても睡眠時間を削りがちですよね。
授乳や夜泣き、日中に終わらせられなかった家事をしたり、自分の時間を過ごすうち夜中になってしまったり。
しかし、睡眠時間が足りないと疲れがとれず、体に様々な不調が起こりやすくなります。
- ストレスの増大
- 免疫力低下
- 感情コントロールが難しくなり精神疾患のリスク
- ホルモンバランスの乱れ
- 慢性疾患のリスク増大
参考:睡眠不足が招くリスク | Healthy Japan | Philips
このように、睡眠不足は様々なリスクがあります。
そのためにも時短術をうまく取り入れて、自分に合った方法でタスクを減らし、生まれた時間を睡眠時間に充てるようにできるといいですね。
実家を頼れなくても「在宅勤務」ならなんとかなる?
在宅勤務とは、会社等へ出社せず、自宅で業務を行う勤務形態のこと。
通勤の必要がないため時間の融通が利きやすく、空き時間に家事をおこなうこともでき、育児との両立がしやすいメリットがあります。
一方で、オン・オフの切り替えが難しい点や、低年齢の子どもを見ながらの業務は、邪魔をされたり、機器を壊されるリスクがあったりと難点もあります。
子どもを見ながらの在宅勤務を両立させるためには、今回紹介した方法をあわせて活用することも必要になるはずです。
- テレビやスマートフォンを上手く活用する
- 子どもが寝ている時間に仕事をする
- ベビーシッターやファミサポなどの外注に頼る
でも、いきなり転職とか退職とか、ふみきれないよ……。
副業で1日30分~1時間から始める人も増えてるよ!
とりあえずクラウドワークスに登録して案件を眺めるだけでも収穫あるから試してみて。
厚生労働省の調査では、2017年でも副業人口は128万人。
2023年には労働人口の約6割が副業をしているという調査もありました(クラウドワークス)。
まとめ
乗り切れないときは離れるのもあり
今回は「実家を頼れないワーママが乗り切る方法」をテーマにお伝えしました。
時短や自動化、夫婦の連携など、頼れるものはなんでも頼るというスタンスでいるのが、ママ自身の負担を最も軽くしてくれるのではないかと思います。
どうしても乗り切れないときは、無理をせず一度仕事から離れてみるのもおすすめです。
離職してできた時間で資格取得などスキルを身につけて、転職や新しい働き方で再スタートをしてみるのもいいかもしれません。
ワーママはどのような働き方でも毎日が大変ですよね。
自分に合ったライフスタイルや働き方をみつけて乗り越えていきましょう。