「HSPにWebライターって向いてるの?」
「ひたすら文章を書けばいいの?人と関わらなくて良さそう…」
そんな疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事の内容
・HSPはWebライターに向いているか
・HSP×Webライターのメリット、デメリット
・未経験からWebライターで稼ぐ方法
接客業や販売職が合わず3回転職したHSP気質の私。
Webライター歴3年の経験談を含めてお話します!
Webライターなら向いてそうな気がするんだけど実際どうなの…?
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HSPはWebライターに向いている?
HSPはWebライターに向いている!
HSPはWebライターに向いています。
もちろん一人一人個性があるので「すべてのHSPさんに向いている!」とは言えませんが…
実際ライターに向いていると感じたHSP気質は、
・細やかな配慮ができる
・相手(記事読者)が考えそうなことに
気が付く
・黙々と作業できる
・自分のペースが大切
・責任感を持って仕事ができる
など。上記の項目で当てはまるものが多いほど、Webライターに適性があるはずです。
そもそもWebライターってどんな仕事?
ざっくり言うと「ネット上のWebサイトやブログなどの記事を書く仕事」です。
Webライターは、お仕事を依頼する「クライアント(発注者)」と「ライター(受注者)」の間で契約を交わして仕事をします。
契約を交わすと言っても、仲介業者(いわゆるメルカリみたいな)を通せば未経験でも仕事を受けられるのです。
クライアントさんから「こんな記事を書いてくださいね」という指示を受け、その指示に沿って記事を書き、納期までに納品するイメージでOK。
大まかに言うと、Webライターのお仕事はこんな感じです。
すべての作業が向いてるわけではない
HSPさんはWebライターに向いているとお伝えしましたが、苦手な作業はどうしても出てきます。
この記事を読み数進める際には仕事全体を通してムリなく続けられるかという点をチェックしてみてくださいね。
HSP×Webライターのメリット
HSPはWebライターに向いていることをお伝えしましたが、
HSPがWebライターになるとどんないいことがあるの?
という疑問もありますよね。
今回は私が感じる3つのメリットをお伝えします!
・在宅ワークできる
・一人の作業時間が多い
・自分のペースでできる
それぞれ詳しくお伝えします。
在宅ワークできる
一言で「在宅ワークできる」といっても、
・刺激の少ない環境を選んで作業できる
・出勤しなくていい
・在宅以外でも好きな場所で仕事できる
・カフェでも、観光地のホテルでも、もちろん自宅でも作業可
・時間も自分で決められる
・生活リズムがある程度選べる
など、さまざまなメリットが!
Webライターおける在宅ワークは生活の自由とも言えます。ネット環境さえあれば、いつ・どこで仕事をしてもいいんです。
HSPさんの在宅ワークについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
一人の作業時間が多い
仕事の内容によってはクライアント(発注者)さんやライターチームとのミーティングがあるものの、基本的に執筆は一人で行います。
個人的にこのメリットも大きく、
・人間関係に悩まずに済む
・自分のコミュニケーション下手に
落ち込まなくていい
・周りの空気を気にせずに済む
などメンタル面がかなり楽になりました。
1人で完結するってことは、
やりがいや充実感が低くなる?
いえ、そんなこともありません。
「自分が貢献している」という実感を得ることもできます!
よりよい記事を書くことでクライアントさんから感謝の言葉をいただけますし、自分の記事が最終的に読者さんに届いて悩みを解決できると思うと充実感もあります。
会社員のようにチームに貢献するというよりは、自分の努力やスキルがダイレクトに相手に届く感覚です。
自分のペースでできる
HSPさんには
「焦るのが苦手」
「自分のペースが大事」
という方も多いと思います。
こちらの記事でも書きましたが、接客業で働いていたときはとにかく焦ることがストレスでした。
誰かに見られている・自分の仕事がジャッジされていると感じると焦ってしまい、全くうまく動けませんでした……。
なので、お仕事を受けたら自分のペースで進められるWebライターは、とても私に合っていると感じるのです。
HSP×Webライターのデメリット
HSPさんがWebライターのお仕事をするにあたって、デメリットもあります。
・収入が不安定
・営業は必須&ミーティングが必要なことも
・実績を作るまでは低単価
それぞれ詳しくお伝えします!
収入が不安定
まず、Webライターのお仕事は収入が不安定です。
それは、会社から毎月決まった給与をもらう仕組みではなく、納品数に応じて報酬が増減する出来高制だからです。
新しくクライアントさんからお仕事を受けたとしても、記事納品後に再契約できるかはわかりません。
一人のクライアントさんといつまでお仕事できるかは不透明なことが多く、場合によっては「来月は一本も仕事の予定がない!」ということも。
継続して仕事できないいと困るよね。
対策ってあるの?
自分で仕事を獲得できるように営業したり、リピートでお仕事をもらえるように質の高い記事を納品したりするなどの工夫が必要になります。
ライターの技術を活かしてブログを始めるなど、仕事の幅を広げることも有効です。
営業は必須&ミーティングが必要なことも
Webライターのお仕事は、応募が仕事につながります。
クラウドソーシングに掲載されている募集案件に応募する=営業です。
面接などはなく、テキスト応募でOK。
TwitterなどのSNS経由で募集・応募するパターンもあり、この場合も、自分をアピールする営業が必要となります。
< ライター募集案件例 >
【未経験歓迎!おすすめの睡眠グッズに関する記事作成】
当社が指定する睡眠グッズのメリットやデメリットを記載して記事を作成していただくお仕事です。
細かい指示書を作ってありますので、未経験の方でもスムーズにお仕事していただけます。
文字単価:0.5円
文字数:3000~4000文字程度
希望納期:1週間
納期に関してはご相談ください。長期的にお仕事いただけるライター様歓迎です。
営業以外に、クライアントとのミーティングが必要なケースも。
ほとんどの場合が対面ではなくzoomですが、苦手意識があるHSPさんもいると思います。
もちろん、ミーティングのあるお仕事を避けて応募する・受けるという選択も可能です。
ただし、顔が見える・声で対話することでクライアントさんにとって安心感があることは頭の隅においておくと後々役立ちます。
実績を作るまで報酬はほぼ発生しない
Webライターは、1文字あたりいくらという計算(文字単価と呼びます)で報酬が決まります。
たとえば1文字=1円の文字単価なら5000字書いて5000円です。
あれ、結構多いんじゃない?
そうとも言えないんだよね…
まず、1文字1円の文字単価をクリアするまでのハードルは結構高いです。
未経験から始める場合、1文字0.1円の案件もザラにあります。5000字書いても500円の報酬ということですね。
ただし、クライアントさんからフィードバック(記事の添削)をいただけることも多いので、「お金をもらいながらスキルを身につけられる」という考え方もできます。
執筆する記事のジャンルにもよりますが、高い方は文字単価10円という方も!
5000字の記事で5万円です。ライターさんの中には月収100万円を超える方もいます。
未経験からWebライターで稼ぐ方法
実際にWebライターに挑戦しようと思ったとき、どのような手順で経験を積むとよいのかをお伝えします!
王道の進み方ではありますが、着実に稼いでいきたい方におすすめです。
1 クラウドソーシングに登録する
まずは「クラウドソーシング(お仕事受注の仲介業者)」に登録するのが王道です。
クラウドソーシングを通しておくと詐欺などの悪質な案件から守ってもらえます。
登録や利用は無料。
(仕事を受注する際、仲介手数料が報酬から天引きされます。)
大手クラウドソーシングは2つ。
・Lancers(ランサーズ)
・CloudWorks(クラウドワークス)
登録ってめんどくさい…?
基本的なユーザー情報の登録は5分あれば終わります。細かい設定やスキルの登録は後回しでもOK。
ひとまず登録→案件をチェック&お気に入り登録しましょう。
後回しにしてやらないというパターンになるともったいないので、今のうちにサクッと登録しておくと◎
また、それぞれ取引する上でのQ&Aが充実しているので、誰でも登録~お仕事受注まで進められます。
わたしでもできたので安心してください!笑
2 書けそうな案件に応募
登録&一通り案件を見てみたら、もろもろの設定を済ませて実際に応募してみましょう。
このとき、報酬は一旦おいておき、自分が書けそうな案件(または今後勉強したい案件)に応募することが大切です。
応募に通り無事にお仕事GET!
とおもいきや、難易度が高すぎて挫折してしまったり、記事のクオリティが追い付かずクライアントさんにがっかりされてしまうのはもったいないです!
ちなみに、10件応募して1件受かるくらいの気持ちで応募してOK。
文章を書くスキルがまだ無くても「とことん丁寧に調べます!」「連絡はこまめに返します!」といったアピールをすることで受注率アップにつながります!
3 応募→納品を重ねて実績をつくる
一度でも受注から納品までを達成できたら、あとはひたすら案件を経験していきましょう。
受注数が多くなれば、クライアントさんからオファーをもらえることも増えますし、実績自体を自分の成果としてアピールできるので信頼してもらいやすくなります。
4 文字単価を上げる(直営業や単価交渉)
文字単価がおおよそ1円を超えてきたら、文字単価をあげていくためにクライアントさんへの営業や単価交渉をしていきましょう。
営業と言ってもガツガツ行く必要はあません。自分が経験してきたことをしっかり伝えて、自分にできることを精一杯やっていくだけです。
でも…単価をあげて欲しいって言いづらくない?
単価交渉は納品記事が30を超えたころにするのがおすすめです。
「納品記事数が○○を超えたため、今後もさらに良質な記事を書いていきたいと思っております。つきましては単価アップのご検討をいただけますと幸いです。」といった感じでそれとなく伝えてみましょう!
クライアントさんとのお付き合いが長い・納品数が多い(=貢献度が高い)ほど、クライアントさんはライターさんを手放したくないはずです。
5 収入の柱を増やす
ライターとして実力が付いたと感じたら、収入の柱を増やすことを意識していきましょう!
Webライターは収入が案件次第なので、案件数によって収入の幅ができてしまいます。
たとえば「note」というプラットフォームで有料記事を書いてみたり、ブログやSNSで広告収入を目指してみるのも◎
ライターからディレクター(ライターさんをまとめて管理&記事を仕上げるリーダー的な存在)になるのもいいでしょう。
どの経験もすべてライターとしての実力に繋がっていくのでチャンレンジして損はありません!
ライターから仕事の幅をどんどん広げていって、自分の名前=ブランド名になるような働き方ができたら嬉しいですよね。
\はじめの一歩をふみだす!/
経験談:3回転職してWebライターになった話
わたしがWebライターになるまでの経緯を、参考程度にお伝えします。
必要ないよって方は読み飛ばしてくださいね!
わたしは新卒で就職活動をしたものの上手くいかず、地元のカフェに正社員として就職。
しかし、HSPの気質もあり上手く手が抜けず…心身ともに疲れ切る毎日でした。
そして2年目には店長に。
責任の重さに耐えられず、自分のミスやクレームがどんどん怖くなっていきました。
そして不安障害と診断されて退職。
その後も似たような経過を繰り返してしまい、3回転職。
Webライターに出会ったのは第一子を妊娠したときです。
・在宅でできる
・自分のペースで頑張れる
・自分の強みを発揮できる
など、「これは自分に合ってるぞ…!」と感じたのを覚えています。
まとめ:HSPにWebライターはおすすめ!ただし…
今回の記事は「HSPにWebライターは向いているのか?」というテーマでお伝えしました。
WebライターはHSPさんにおすすめです。
HSPさんがWebライターに向いていると思うポイント
・細やかな配慮ができる
・相手(記事読者)が考えそうなことに気が付く
・黙々と作業できる
・自分のペースが大切
・責任感を持って仕事ができる
ただし、すべてのHSPさんに向いているとは言えないですし、デメリットもあります。
まずは自分を振り返って、「自分がどんな人間なのか」を知ることも大切です!
HSP気質を活かしながら、より自分らしく生きる道を一緒に探していきましょう!
この記事が少しでもHSPさんの役に立てたら幸いです。
こちらの記事では、「HSPさんが使って良かったグッズとは?」を50人のHSPさんにアンケート。
「HSP気質で日々困っている方にぜひ読んで欲しい情報です!