「HSPにプログラマーが向いてるってホント?」
「HSPの自分に合った仕事は何だろう」
今回は、こんな疑問を解決します!
この記事でわかること
- HSPがプログラマーに向いているか
- HSPがプログラマーを目指すメリット・デメリット
- プログラマーの仕事がつらいときの対処法
Web関連の仕事は興味を持っているHSPさんも多いはず。
本記事では、プログラマーについて徹底的にリサーチした上で、HSP歴30年以上の経験とともに解説しています。
HSPとは
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>> HSPさん必見!7つの適職診断で発見する、隠れた強み
HSPがプログラマーに向いているポイント
では、さっそく、HSPがプログラマーに向いているポイントを5つ紹介します!
- 静かな環境
- クリエイティブな作業
- 地道な作業
- じっくり考えられる
- 注意深い
HSPの特性がプログラミングで役立つポイントをそれぞれ確認してみましょう。
プログラミングとは
静かな環境
プログラミングは、静かな空間で集中して取り組むことが多い職業です。
刺激に敏感なHSPさんは静かな環境での作業が得意ですよね。
また、フリーランスのプログラマーやリモートワーク可の職場であれば自宅でも仕事できます。
環境の要素はHSPさんが働く上で大きな影響を与えるため、静かな環境で作業できるのは大きなポイントです。
クリエイティブな作業
プログラミングでは、コンピュータ言語を駆使してコードを書き、独自のシステムやソフトウェアを構築します。
自分の書いたコードでシステムやアプリを動かすのは、とてもクリエイティブな仕事ですよね。
HSPさんは、細かいところまでチェックする繊細な感受性を持っているため、クリエイティブな作業が得意であることが多いです。
自分の書いたコードで、あれもこれも動かせるなんて、面白そう!
好きや得意と感じる作業は、やる気も持続しやすく継続に繋がります。
地道な作業が得意
「地道な作業がわりと好き」というHSPさんも多いのではないでしょうか。
プログラミングでは地道にコードを書く必要があります。
このコツコツとした作業に粘り強く取り組むことが必要なのです。
作業を地道に積み重ねられるHSPさんなら、プログラマーに向いていると言えます。
じっくり考えられる
HSPさんは物事を様々な角度からじっくり考えるのが得意です。
考えすぎることがあるくらい
物事を深く考えられるのはHSPさんの強みだよね
プログラミングは、問題を解決するために時間をかけて慎重に考える作業が多いです。
じっくりと時間をかけて物事を考えることが得意なHSPさんは、プログラミングでもその力を発揮できるでしょう。
注意深い
HSPさんは、小さなミスに気付いたり、些細な違いを気にしたりする力があります。
プログラミングでは、小さなミスが大きな問題を引き起こすことも。
そんなときHSPさんの注意深さが役立ち、トラブルを未然に防ぐことができます。
これ、プログラミングにめちゃくちゃ役立つんだって。
一行のコードのミスも見逃さない、HSPさんの注意深さが活かせるね
参考:マイナビーエージェント
HSPがプログラマーに向いていないポイント
プログラマーの仕事には、HSPさんの気質と合わない部分もあります。
- チーム作業が多い
- 納期がある
- 判断のプレッシャーがかかる
- 臨機応変な対応が苦手
それぞれしっかり確認して、プログラマーが本当に自分に合うか確認しておきましょう!
チーム作業が多い
プログラマーの仕事は、チームで進めることも多いです。
しかしHSPさんは、一人でじっくり物事を考えるのが得意な方が多いですよね。
チームでの作業は、周りの意見や気配を感じすぎてしまい、疲れやすくなります。
繊細な視点が必要な一方で、その繊細さがつらくなることもあるかもしれません。
毎日のように会議や打ち合わせがあったらキツイかも。
自分のペースをちゃんと伝えられたらいいんだけどね……。
納期がある
プログラマーとして受ける仕事や、担うプロジェクトには納期があります。
自分の体調不良やトラブルが起きたときも納期に向けて仕事量を調整する必要があります。
- 常に納期が気になってしまう
- 過度に心配して仕事漬けになってしまう
こういった方には納期のある仕事は向いていないかもしれません。
ただ、Web系の仕事では納期があることがほとんどです。
時間や場所を気にせず働ける一方で、納期があることを理解しておかなければいけません。
子どもの体調不良で先方に連絡したこともあるよ……。
スケジュール管理の力も必要になるね。
判断のプレッシャーがかかる
プログラミングは、たくさんの判断を迫られる仕事です。
不具合の原因に目星を付けて修正するコードを決める必要もあります。
時にはすぐに答えを出さないといけない場面も。
考えが深く、じっくり時間をかけて判断したいタイプのHSPさんは精神的なプレッシャーが大きいかもしれません。
臨機応変な対応が苦手
HSPさんには「変化に敏感」という特性があります。
そのため、急な変更やトラブルが起きたとき、素早く対応するのが難しいかもしれません。
また、プログラミングの仕事には納期があるため、自分の職場の状況や進捗によっては臨機応変な対応が求められることも。
ただ、HSPさんが持つ、じっくり考える気質は、トラブルを冷静に解決する力にもなり得ます。
自分のタイプを考えてみよう!
残業が多いことがある
プログラマーの仕事は、残業が多いとよく言われます。
HSPさんにとっては、長時間の作業は心身ともにキツく感じるかもしれません。
でも、仕事を効率的に進める方法を見つけたり、休憩を取り入れたりして、体調を保ちながら取り組むことも大切です。
どんな仕事でもそうだよね。
自分のペースを大切にして、休憩を忘れずにね。
HSPがプログラマーを目指すメリット
特に未経験からのスタートの場合、「本当にプログラマーを目指していいのか?」と不安になりますよね。
プログラマーになるメリットを3つ紹介します。
- フリーランスとして独立しやすい
- 今後も需要が高い
- 専門的な知識・スキルが身につく
それぞれ見てみましょう。
フリーランスとして独立しやすい
プログラマーの仕事は、パソコンがあれば場所に縛られない働き方ができます。
また、個人のスキルを高めればフリーランスとしても独立しやすいと言われています。
HSPさんにとって、自分で働く環境を選べるのは大きなメリットですよね。
フリーランスは好きな場所で、好きな時間に仕事ができるので、自分のペースで仕事が進められるのが嬉しいポイント。
家でじっくりコードを書いたり、好きなカフェで作業したり。
自分のリズムで仕事をこなせます。
今後も需要が高い
世の中がどんどんデジタル化している今、プログラマーの需要はますます高まっています。
HSPさんは細かい点にも気づきやすいです。
つまりバグの少ない丁寧なコードを書くことができる……。
それは今後も需要が高まるスキルなんです。
需要が高まる分野で活躍するということは、将来的に安定したキャリアが築ける可能性も高くなりますよね。
専門的な知識・スキルが身につく
プログラマーとして働くと、専門的な知識とスキルが身につきます。
HSPさんは、じっくりと一つ一つの知識を深く学べるタイプ。
そして、プログラマーのスキルは、他の仕事にも活かせる万能なものばかり。
HSPの気質を活かして高いスキルを身につければ、たとえ職場が合わなくても転職活動や独立で有利になります。
HSPがプログラマーを目指すデメリット
続いて、HSPさんがプログラマーを目指すデメリットを確認しておきましょう。
今回紹介するのは次の2つです。
- 勉強し続ける必要がある
- AIの影響を受ける可能性が大きい
自分にとって影響の大きいデメリットかどうか考えてみてください。
勉強し続ける必要がある
プログラミングの世界は日進月歩。
新しい技術や言語がどんどん登場して、絶えず勉強が必要になります。
HSPさんは、敏感で共感性も高いため、情報の多さに疲れてしまいがち。
SNS疲れが多いと感じたことはありませんか?
SNSは情報がどんどん流れてくるからね……。
常に情報へのアンテナを貼って勉強し続けなければならない点は、HSPさんがプログラマーを目指すうえでデメリットになるでしょう。
AIの影響を受ける可能性が大きい
また、今後見逃せないのがAIの影響です。
AIの進歩がもたらす影響で、プログラマーの仕事内容はいずれ大きく変わるでしょう。
しかも、それがいつ・どのくらいの影響を与えてくるかわかりません。
- AIに取って代わられるかもしれない
- 先が見えない
という不安を抱えながら仕事や勉強をすることは、感受性豊かなHSPさんにとってデメリットとなり得ます。
プログラマーがつらくなったら?
「いざプログラマーになってみたけど、なんだかしんどい。」
そんなときのために、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
- どうしてもしんどいときはまず休息!
- 自己分析に立ち返ろう
- まずは求人を眺めてみよう
それぞれチェックしていきます!
どうしてもしんどいときはまず休息!
「もうダメかも…」と感じたら、その気持ちを無理に押し殺さないことが大切です。
無理に働くのはNG。
まずは、自分自身を回復させることを優先してください。
心と体の健康が土台になってこそ、働くことができます。人生の中でほんの少しの時間、休んでも大丈夫です。
「休みづらい」「罪悪感がある」という気持ちは痛いほどわかりますが、どうか自分が壊れてしまう前に休んでくださいね。
自己分析に立ち返ろう
「どうしてこんなにしんどいのかな」と考えたことはありますか?
自分の得意、不得意、好きなこと、嫌いなこと。
これを改めて考えてみると、今の仕事で何がストレスになってるのか、クリアになるかもしれません。
自分をよく知ることで、苦手なことや環境をハッキリさせて、自分に合った環境に身をおきましょう。
自分じゃよく分からないときは適職診断がおすすめ。
こちらの記事ではHSPさんにぴったりの適職診断を詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
まずは求人を眺めてみよう
現状がつらいときは、逃げ道を確認しておくと安心できます。
とりあえず求人情報をチラ見してみてください。
他の会社でどんな仕事があるのか、自分のスキルがどれくらいの価値があるのかを知ることでモチベーションアップにつながることも。
新しい可能性にワクワクするかも!
今の仕事の良さを見直すきっかけにもなるね。
どんな職場環境がおすすめ?
HSPさんにはどんな職場環境が向いているのでしょうか。
- 作業環境が落ち着いている職場
- リモートワークOKな職場
- フリーランス
今回はこの3つを詳しく紹介します。
作業環境が落ち着いている職場
まず、おすすめするのは、静かで落ち着いた雰囲気の職場です。
HSPさんは光や音などの環境刺激に敏感。
静かで落ち着いた場所なら自分のペースで効率よく作業できます。
ストレスが少なくて済むんだね。
じっくりと頭を使う作業が得意なHSPさんが、しっかりと力を発揮できる職場がおすすめです。
リモートワークOKな職場
次に、リモートワークが可能な職場も検討する価値があります。
自宅や好きな場所で仕事ができるので、心地よい作業環境を自分で作れます。
また、移動時間の削減や、自身の好きな時間に仕事ができる点も、HSPさん特有のストレス軽減に繋がります。
慣れ親しんだ空間で自分に合った環境を作れるのが最高!
仕事とプライベートのバランスも比較的保ちやすいね。
フリーランス
最後に、フリーランスとして独立する道も視野に入れておくとよいでしょう。
私はフリーランスとして仕事をしていますが、1人の時間が最も集中できると感じています。
家族の都合や、急な体調の変化にも気を使わず自分で対応できるのもありがたい。
納期前の焦りや思ったように仕事が進まないときの緊迫感は苦手ですが、職場の空気に常に気を張るよりはマシです。
(あくまで私の場合ですが……。)
フリーランスならではの自由度が力を引き出してくれるかもしれないね。
ただし、デメリットもしっかり確認しておこう
まとめ:HSPはプログラマーに向いている可能性大!相性をチェックしよう
今回は「HSPにプログラマーは向いているのか」というテーマでお伝えしました!
HSPがプログラマーに向いているポイントは次の5つ。
- 静かな環境
- クリエイティブな作業
- 地道な作業
- じっくり考えられる
- 注意深い
向いていないポイントも再チェックしておきましょう。
- チーム作業が多い
- 納期がある
- 判断のプレッシャーがかかる
- 臨機応変な対応が苦手
HSPの気質と自分の性格をじっくり見直したうえで、仕事を探していきましょう!
当サイトでは、他にもHSPさんが「自分らしく働ける」ような情報をまとめています。
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