【2022】攻略!minneとCreemaの違い4選

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「作品の魅力をもっと伝えたい!」を叶えるお手伝い、te-musubi(てむすび)です!

ハンドメイド販売2大サービス、minneとCreema。

・どちらがおすすめ?
・売り上げを上げる(買ってもらう)には?

その答えを探すべく2つのサービスを比較検討してみました!

minneとCreemaの違い、基本情報、併用のメリットデメリットまでお伝えします。


販売サイトを上手く活用して、作品のファンを増やしていきましょう!

この記事はこんな人におすすめ!
・minneとCreemaどちらから始めようか悩んでいる人
・売り上げがなかなか伸びず乗換を考えている人
・minneとCreemaの併用を検討している人




クリックできる目次

minneとCreemaの違い4選

minneとCreemaを比較して分かった、知っておきたいポイントは4つあります。

  • 手数料のちがい
  • 作家数のちがい
  • 販売促進機能
    (作家さんに嬉しいイベント)
  • イメージのちがい

手数料のちがい

minneやCreemaには、売り上げの一部を運営会社に納める「販売手数料」(Creemaでは「成約手数料」)や、収益振込時の手数料を負担する「振込手数料」などが存在します。

手数料をなるべく抑えることができれば、その分作品価格を安くしたり、利益を大きく設定できるようになります。

①販売手数料


手数料では次の2点が重要です!

フードカテゴリーはminneがお得!
送料が高くなるほどCreemaがお得!

minneとCreemaそれぞれ実際の手数料を見てみましょう。

minneの場合
作品価格+購入オプション価格+送料の10.56%(税込み)
※1日~月末までの対象額に対し発生

作品価格1,000円(税込み)
送料300円のアクセサリーが売れた場合

minneの手数料
(小数点以下切り捨て)

商品価格1,000円(税込み)
送料300円のお菓子(フード)が売れた場合

minneの手数料(食品
)
(小数点以下切り捨て)



Creemaの場合
・作品や素材:成約時に商品金額の11%
・フード:成約時に決済総額の15.4%
・台湾、香港サイト:決済総額の21%+1取引あたり42円
※すべて税込み
※台湾・香港の営業税は一律5%

Creemaの場合、送料に手数料がかからないのが嬉しいポイント!

作品価格1,000円(税込み)
送料300円のアクセサリーが売れた場合

creema手数料
送料には手数料がかからない

商品価格1,000円(税込み)
送料300円のお菓子(フード)が売れた場合

creema手数料(食品)
送料には手数料がかからない

商品カテゴリーによって手数料が変わること、送料が含まれるか否かがポイント!
また、Creemaでは台湾・香港場版サイトでも販売可能です。その場合、別途審査を通過する必要があります。

参照:minne 販売手数料について
参照:Creema 出店プランについて

②振込手数料

振込手数料とは、売り上げが自分の銀行口座に振り込まれるときの手数料を指します。
minneとCreemaでは振込手数料が異なります。次のポイントを確認しておきましょう。

3万円以上の商品はminneがお得!
CreemaならPayPay銀行振り込みがお得!

minneの場合

  • 一回の振り込みにつき220円(税込み)
  • 売り上げ合計1,000円(税込み)に満たない場合には翌月に繰り越し
  • 繰り越しが5カ月を超えた場合には1,000円未満でも振り込み
  • 売り上げは月末締め・翌月末払い

Creemaの場合

  • 「安心決済システム」により売り上げは申請予約が必要
  • 振込合計金額:3万円未満で176円
  • 振込合計金額:3万円以上で275円
  • PayPay銀行なら一律55円
  • 一度申請をすると、翌月15日以降まで次の申請ができない
  • 売り上げは月末締め・翌月末払い

作家数のちがい

minneとCreemaでは、それぞれ「登録作家数」が異なります。作家数が多ければ、単純にライバルが多くなるでしょう。
しかし、購入者の視点からすると、より多くの作品が出品されている方を見たくなります。

それぞれのマーケットの特徴として捉えて、効果的な売り方・見せ方を考えていきましょう!

minneCreema
作家・ブランド数83万人24万人
総出品数1,500万点1300万点
アプリDL数1,300万ダウンロード1,000万ダウンロード
(2020年10月時点)
執筆時 2022年9月時点

参照:minne
参照:Creema

販売促進機能(作家に嬉しいイベント)

minneとCreema、どちらも作家の方向けに販売促進のサポートを行っています。

作品が売れれば売れるほど、企業も成長できるからです。それぞれサポートの仕方も異なりますが、有益なコンテンツなので活かさないのはもったいない!どんどん活用していきましょう!

minne
minne学習帖(noteでのハウツー配信)
minne LAB(YouTubeでのお悩み解決)
2023年販促カレンダー(GMOぺパボ運営「COLOR ME」より)
販売手数料全額キャッシュバックキャンペーン(終了しました)
・季節の特設ページ
・「minnneのハンドメイドマーケット」(オフラインイベント)
・書籍「minneの売り方講座」「minneが教える 売れるきほん帖」

Creema

お金を払ってCreemaのトップページや検索ページに自分の作品を広告表示させる、ということです。
広告が表示され、クリックされるたびに作家の方がお金を払います。1クリック10~60円ほど。作品を見てもらえる回数が増えますが、購入に繋がるかどうかはわかりません。広告表示させる作品を選ぶなどの対策が必要となります。

その他、地域や企業とのコラボイベントも多く開催している印象です。

イメージの違い

minneとCreemaでは、雰囲気やイメージの違いが見られます。
それぞれコンセプトやサイトデザインなどに違いがあるからです。
自分の作品の雰囲気やコンセプトに合うマーケットはどちらなのか、考えてみるのもおすすめです。


minne
「家具も。服も。食べ物も。みんな誰かがつくったものだ。Handmade is Good」

  • 手軽さ、購入しやすさを感じる
  • 可愛らしい作品やトレンド感のある作品が多い
  • 20~30代女性へ向けた発信、サイト運営

登録作品数の多さもあり、「探しやすく買いやすい」イメージのminne。初心者の方が販売を始めるためのハードルも低く感じられる手軽さが魅力的。その一方で、出品年齢に制限がないこともあり、Creemaのような本格志向に絞ることは難しいのかもしれません。


Creema
「ほんとうにいいものが埋もれてしまうことのない フェアな世界を作ろう」

  • 本格志向
  • ターゲットは幅広い(特に20~30代女性)
  • 洗練された雰囲気

キャッチコピーからも本格志向がうかがえます。minneのような手軽さというよりは、「多少価格が高くても本当に欲しいものを買う」というイメージのマーケットを目指しているのかもしれませんね。
洗練された雰囲気は大人の女性からも支持があります。

基本情報

各サービスの基本情報をお伝えします。
意外と知らない項目があるかもしれません。

運営事業主

minne:GMOぺパボ
minneの他に、グッズ注文サービスSUZURI(スズリ)・レンタルサーバー「ロリポップ!」などを提供。

Creema:株式会社クリーマ
元祖ハンドメイドマーケットを創設した丸林社長。
2020年にはクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」も開始。

登録費・月額費

minne、Creemaともに基本的な利用は無料です。

Creemaには有料広告機能があり、課金をすると検索結果やカテゴリーページに作品がトップ表示されます。

年齢制限

年齢制限のないminneに対し、Creemaでは18歳未満は販売することができません。

未成年者が販売したい場合には、どちらも親権者の同意が必要となるので注意しましょう。

振込時期

minne
月末締め・翌月末払いが原則です。
発送完了メールの送信日に売り上げが確定されます。例えば、5月中の売り上げは6月末振込です。

売り上げ合計が1,000円に満たない場合には翌月に繰り越されます

Creema
月末締め・翌月末払いが原則ですが、Creemaでは「あんしん決済」を導入しているため、購入者からの受取完了通知が来てから振込申請が可能となります。(または発送通知から15日目)

決済方法

minneとCreemaでは決済方法も異なります。
水色のマーカーはもう一方には扱いのない決済方法を表しています。

minne

  • クレジットカード決済
  • Apple pay
  • auかんたん決済
  • d払い
  • Amazon Pay
  • 後払い決済
  • コンビニ払い
  • ゆうちょ振替
  • 銀行振り込み

Creema

  • クレジットカード決済
  • auかんたん決済
  • d払い
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • Google Pay
  • コンビニ払い
  • 銀行振り込み

以前は、Creemaの決済方法が少なく、対応決済の多いminnneに軍配が上がっていました。しかし、徐々にCreemaも対応決済方法が増えてきて、minneと遜色ないラインナップになったと言えるでしょう。

どちらともキャリア決済に対応したため、クレジットカードを持っていない層にも対応できるようになりました。



併用するメリット・デメリット

minneとCreema、併用すれば売り上げが伸びる?と思う方も多いはず。
答えとしては「やり方次第」ということになると思います。作品を見てもらえる機会は増えるものの、それだけでは売り上げ増加に直結しません。
しかし、メリット・デメリットを知っておくことで、同時出品を迷っている方も挑戦しやすくなるのではないでしょうか。

メリット

まずはメリットから2つに絞ってお伝えします。

・作品を見てもらえる機会が増える
・作品やブランドのプロモーション力が高まる

作品を見てもらえる機会が増える

一番期待できるメリットは「見てもらえる機会が増える」ということです。
どちらも出店や月額費用無料で利用できるので、手間をあまり増やすことなく作品の露出機会を増やすことができます。

作品やブランドのプロモーション力が上がる

つまり、「販売力が上がる」というメリットがあるということです。
オンライン販売だけでなく、実際の店舗販売でも、複数出店することで露出が増えるとお客様の傾向が分かりやすくなります。

売れ筋の商品が分かってくる・在庫管理力が上がるなど、作品やブランドをプロモーションする力がつきます。
各サービスの販売促進期のも活用すれば、ハンドメイド作家としての実力もグッと上がるはすです。

デメリット

販売先が2つになるということは、その分手間や時間がかかります。
しかし、デメリットを押さえておけば、その分メリットを活かすことができます!
主なデメリットを3つ挙げました。

・価格設定が難しい
・同時出品の在庫管理
・操作感やフォーマットが異なる

です。それぞれ見ていきましょう。

価格設定が難しい

手数料が違う2者間で価格をどう設定するかは難しいところです。
その上、ターゲット層によっても価格感は異なります。

例えば、3,000円の商品が高いか安いかは収入や年代によっても異なりますよね。
minneよりCreemaの方がターゲットの年齢層が高めのイメージなので意識しておいて損はないはず。


サイトごとに価格が違う、または高い方に合わせると購入者の目も気になりますし、低い方に合わせると損をしてしまいます。


どちらで出品しても損をしない価格設定をした上で、同一価格で出品するのがおすすめです!

同時出品の在庫管理

在庫が一つしかない商品がminneとCreemaで同時に売れてしまったら?
同時出品を検討していると心配になりますよね。
管理する在庫が増える、同時に売り切れてしまうリスクがある点はデメリットです。

すべての商品の在庫を増やすのも、時間がかかりますし、在庫を抱えてしまうので好手ではありません。

ここは、どちらかで売れている商品の在庫のみを増やして同時出品するのがおすすめ
人気商品のみを2つのショップで販売することで、在庫管理の手間や在庫を抱えすぎるなどのリスクを最小限に抑えることができます。

操作感やフォーマットが異なる

それぞれのアプリやWeb上での操作に慣れる必要があります。
同時に2つ始めるよりも、どちらか一方に慣れてから併用するとよいでしょう。

加えて手数料や振込時期も異なるので、ぜひ本記事でおさらいしてみてください!

まとめ:minneとCreemaは違いを押さえて使い分けよう

minneとCreemaの違い、ポイントは5つ!

ポイントをおさらいしておきましょう。

  • 手数料のちがい
  • 作家数のちがい
  • 販売促進機能
    (作家さんに嬉しいイベント)
  • イメージのちがい

大切なのは違いを知っておくこと
上記に加えて、各社の基本情報やminne&Creemaの併用などもぜひ活用してみてください!



minneeとCreema、どちらが好みでしたか?
先日、minneで売れている作品の共通点を検証・発見しました!
ぜひ売り上げアップに活用してみて下さい!




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